ブルトンのダッグアウト

日々感じたことや調べたことを率直に書きます。

『リモートワークの盲点 | 山口周 / Voicy』を視聴した感想

ついさっき、山口周さんのVoicyを聞いていてなるほどなぁと思うことがあったので、後から振り返ることができるようにブログへ書き残しておくことにした。

リモートワークの盲点 | 山口周「ウラヤマグチシュウ」/ Voicy - 音声プラットフォーム

 

放送では、上司のやり方を盗むことや職場で起きる様々な事例に触れることによる学びなど、マニュアル化が難しいことが、見過ごされがちだけど結構大事だよね、この間のリモートワークによってそのような機会が失われてしまっているのが気がかりだ。
という趣旨の放送でした。

 

確かに私自身、先輩職員が学生や教員とどのようにやりとりをしているか、体調不良な学生が発生したときや不審者が発生したときにどのように対応するかなど、日々周囲でおきる事例から貴重な学びを得てきた自覚がある。

リモートワークが進むと、このような学びを得る機会が損なわれるので、若手職員の経験値は積み上がっていかない。長期的にみれば組織の能力も下がっていくことは想像に難くなく、山口氏が心配されているのも納得である。

 

ただまぁ、自分が勤務する大学ではリモートワークはなかなか進まなそうなので、あまり気にすることはないかもしれない。

それより、中堅職員になって、日々現場で起きる事件の処理を若手に任せることが増えてきたが、余裕があるときは自身も関わっていこうと考えを改めることができた。このことが今回一番の学びだったかと思う。

 

 

ちなみに、上記でリンクを貼った放送では、「正統的周辺参加」概念を用いて説明されていたので、参考まで。