アマチュア観戦者による投手コントロール能力を測定する試み
野球というゲームを成立させる上で、投手のコントロールは根幹となる大切な要素である。
草野球で投手をするようになって、そのことに以前よりも意識が向くようになってきた。
・狙ったところに制球できる割合がどれくらいか
・仮に狙いからズレたとして、そのズレがどの程度に収まっているのか
この2点を何らかの方法で測定することで、これまでにない野球に関する新たな洞察を得ることができるのではないか。このように思い、久しぶりに野球観戦に関する熱が上がっている。
次のような測定を考えてみた。
キャッチングゾーンを下図のように分割する。
左打者のアウトコース低めであれば横位置7,縦位置3(「7,3」と記録)
キャッチャーが構えた位置が7,3、実際に捕球した位置が8,4であれば、横縦にそれぞれ1ずつズレている。このズレを1球ごとに記録していく。
近年では野球の試合は多くインターネットで配信されているので、素材の調達は容易である。目視で記録していくので正確性には限界があるが、今後、できる限り同じ基準で測定しデータを蓄積していき、何か新しい洞察を得たいと思う。